「経年劣化」はオフィス原状回復工事の過程の中で出てくる問題の一つです。
故意に壊したわけでなくても、何年かオフィスを使用していると、時間の経過とともに建物や設備が壊れたり汚れがついたりしてきます。
一例として
「建物の壁が自然と剥がれ落ちてくる」
「床やクロスが汚れてくる」
などといった現象があります。
いざ原状回復工事にとりかかろうとすると、これらの「経年劣化」に当てはまる部分まで、入居テナント側が負担すべきか否かという点で悩んだことのある方も多いでしょう。
どんなものでも時間の経過とともに変化していくので、たとえオフィスとして使用していなくても「経年劣化」は発生します。そのため、「経年劣化」は入居テナント側に全責任があるというわけではありません。